日本側ベトナム側2社づつの許可取り消しは特定技能開始のための生贄か、それとも大粛清の号砲か。

数週間前にベトナムで大手某グループの2社の送り出し機関のライセンスが取り消されましたが、今度は、それらの送り出し機関と失踪賠償などの裏契約を結んでいたことで、2つの監理団体の許可が取り消されるとのことです。

某グループはベトナムではかなり大きなグループで数十社の送り出し機関があり、そのどれも大きくて1つあたり年間数百人から千人を超えているところもあるので、全部足すと日本に行っている実習生の何割かはこのグループを通して行っているくらいかと思います。

<ライセンスを取り消された送り出し機関>

前勤務していた送り出し機関の上司及びスタッフの多くがこのグループから転職してきた人たちで仕事のやり方や裏契約書類を持ち込もうとしていたのを見て、ここで悪い仕事のやり方を覚えた人たちが独立したり、小さな新しい送り出し機関などに経験を買われて採用されて、同じことを繰り返しているので、悪い送り出し機関だらけになったのかと思います。

この某グループと契約しているだけで関係者からの評価が落ちたり、悪質だとみなされたり、許可取り消しなどのリスクを抱えたりしますが、監理団体の中にはよくわからず、某グループの悪名高さは聞いたことがあるが、まさか契約している送り出し機関がこのグループだと知らなかったりするので、ウェブサイトに「うちは真面目で立派な送り出し機関と契約しています」と書いてありながら、写真でドドーン!とそのグループの送り出し機関の写真がでてきたりします。キックバックもらったり豪華接待で気持ちよくされて抜けられていないだけの可能性もありますが。

この失踪賠償は多くの送り出し機関が当たり前のように持ち掛けて営業していますし、監理団体のほうから持ち掛けてくることもありますので、送り出し機関も監理団体も潰そうと思えば次から次へと潰せると思いますが、特定技能をスタートさせるための「生贄の儀式」でお互い2社成敗で済ませるのかもしれません。噂では150社くらい送り出し機関が潰されるとも聞きましたが、150社といえば全体の半分です。果たしてそこまで大規模な粛清があるのでしょうか。

しかし実名でこうやって載ってしまい、業界のことを知っている人は「よっぽど美味しい思いをしてきたんだろうな」「変態」「日本の恥」などという目で見られ、受け入れ企業や実習生本人たちにも大変な目に巻き込んでしまうので、後始末も大変でしょうね。

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