12月にハノイで就職フェアのニュースについて

今日はある業界の特定技能の制度作りから深くかかわっている人に来ていただきましたが、そういう人たちはけっこう冷静で安心しました。

ベトナムはまだ特定技能の手続きや費用のガイドラインも出ていないし、試験の予定もないけど大丈夫なのか?という取り組みが多々あります。

先走り組かは定かではありませんが、今日もこんなニュースがありました。

インバウンドは会社としても個人としても外国人材を通して協力していきたい分野なので、「おっ」と思い、どうしたら関われるかと、この団体のウェブサイトから情報をチェックしたところ、気になるところがいくつかあり、手そ出すまいと思いました出したくても送り出し機関の参加は募集していなさそうですが。

私の理解した範囲のざっくりとした就職フェアの内容は

・企業が10万円を払ってハノイの会場にブースを出展する。(航空宿泊費は自前)
・マッチングが成立した場合、送り出し機関に成約料を払う。送り出し機関に払う成約料は、技能試験に合格していないN3~4で5万円、合格者で10万円、N2の技人国20万円。

どこかの送り出し機関とタッグを組んでの開催だと思いますが、気になることとして、

1.成約料が低すぎる。送り出し機関としては商売にならないため、技能実習と同じように候補者からたっぷり取ることが聞かなくてもわかる。また、この低すぎる成約料はベトナムでガイドラインができたときに法に触れる恐れがある。参加時に5万円と聞いていたのが、30万円となったらどうなるのか。

2.ベトナムでの技能試験の予定はまだない。たとえここで成約した(つもりになった)としても、その本人が技能試験まで気が変わらないとは限らない。受験できるかもわからないし、合格できるかもわからない。受験できなかったり合格しなかった場合は次の試験が行われるまで待てるのか。合格したとしても本人が別の良いオファ―がたくさん目に入ってくるため、本当に来るかどうかわからない。成約料は入国後の支払いとしても、出展料の10万円&旅費が無駄になる気持ちをどこにぶつけたら良いのだろうか。

3.技人国で採用した場合の送り出し機関に払う手数料が年収の20%。月給20万だとすると48万。送り出し側とすれば、それだけいただけるならやりがいはありますが、たいていはこれは日本の人材紹介会社が受け取って、そのうちの40%や50%がベトナム側に支払われる。「送り出し機関への成約費」と書いてあるため、それにしては高すぎる。キックバックとかなければ本人たちの負担がほとんどなしで行けるのでいいでしょうが。

4.特定の送り出し機関との共催のようですが、果たして人は来るのだろうか。特定技能はまだ始められないということはみんな知っているし詐欺もあるので、うさんくさがって参加者はたくさん来るだろうか。

ベトナムで近々技能試験が始まって、手数料も5万円程度で良いという確実な情報をつかんでいればそれで良いと思いますが、まだどうなるか我々としては知る術もありませんし、特定の送り出し機関と協力して行うようなので、我々は関われませんが、できたとしても見送りでした。

 

別の記事で、今回の就職フェアは人材獲得が目的ではなく、送り出し機関とつながって、教育などで今後連携する体制構築とありましたので、それはそれで良いのかもしれません。

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